イベントの種類による演出及びベストマッチングな景品選び

私が仕切った同窓会であるが、さんざん悩んだ末、ベストなアイディアが浮かんだ。

イベントは同窓会だ。

私の著作を景品代わりにする。

これはいけるぞと直感。

自著自分史小説は発売と同時に、地方の大手書店で三週連続一位のベストセラーとなっていた。

また、ドラマ化の話も出ていた。

駄作でなく、自信をもって参加者に喜んでもらえる筈と踏んだ。

急遽印刷所に連絡、300冊特別バージョンの謹呈本として用意した。

イベントにおけるこんな景品(粗品)は滅多に無い。

同窓会だから出来たことだが、結果として大成功を収めた。

後日「同窓生に作家がいて自慢になるわ」

など女子からレターが届いた。

また、恩師の先生方にも大変喜んでいただいた。

30年めの大イベントが私の著作出版と同時期だったことが、この滅多にない組み合わせになった。

このことは何を意味するかというと、イベントの景品或いは出し物は、参加者が心から喜んでくれるか否かにかかっている。

貰った人が「こんなもの、邪魔になるわ」

と言われてしまえば幹事の大失態である。

イベントの出し物、演出が楽しかった。

それに景品もグッドだったねと参加者に言わせるには幹事の感性が問われる。

名物幹事になるには、多角的に全体像を見抜く力が要求される。

イベントの種類、参加する人の年齢層、開催時期、など検討しなければならないことが目白押しだが、選ぶポイントは何といっても参加する人の嗜好だ。

そこで、参加者のなかで、これはと思う人を数人選んで事前アンケートを取るという手もある。

アンケートの結果、最もリクエストの多かった商品を選び、その中でこれが一番と直感を働かせ景品選定する。

この方法は幹事の独断決定でないため、失敗の確立が低くなる。

さらには、過去のデータを検証してみるのも良いのではないか。

何れにしても、参加者全員が満足するものなど無いという現実を踏まえた上で景品選びをすることだ。

とかく、幹事初心者は、全てを満点でやり遂げなければという生真面目意識が強く働く傾向にある。

ほどほどが満点なのだと気持ちを大きくして構えることが大切であり、それが結果として成功裡に役目を果たすことにもなることを認識しておいてほしい。